2019.02.04
外構工事を行っていく中で、
いくら気を付けて施工してもお客様からご指摘を受けるのが
コンクリート系のクラック(ひび割れ)です。
色々な要因があり
完全になくすことは、ほぼ不可能です。
この写真の例は、特に原因が分からなかったです。
ですが、当然そのままと言うわけにはいきません。
かといって、最初から壊して作り直すことも大変なことになってしまうので、現実的には無理です。
そこで一般的に使う手法が、
リペア(一部の補修や修理)です。
まず割れて浮いてしまった所のコンクリートを取り除き
掃除し接着剤を塗布します。
接着剤が乾いたら 砂、セメント、を混ぜモルタルを作ります。
次に写真の真ん中にある墨汁の入れ物みたいな物、「色粉」を混ぜます。
一概にコンクリートといっても打設した時の状況や年月、施工してある場所によって色が微妙に違います。
そこで職人さんが現場でモルタルに色粉を混ぜながら色合わせをしていきます。
これが非常に難しく経験と技術が必要です。
完了です。
近くで見るとうっすら分かりますが、
遠くで見ると殆どわかりませんね。
お客様にも満足してもらい、OKをもらいました!👏
今回紹介したのは擁壁でしたが、土間や他にも色々なリペアの技法があります。
でも一番はリペアの必要のない施工ですが…。
エージ
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